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2020年08月15日

新型コロナウイルス感染症の影響で葬儀形態の変化ー葬儀社が行う葬儀の規模別新型コロナ対策ー

8月15日、夏真っ盛りの気温の中、お盆最終日を迎えましたが皆様いかがおすごしでしょうか。
新型コロナウイルスの影響でお盆の帰省も少なく、お客様からも今回は県外の親族は集まらない事になったとのお話も聞きます。
もし帰省が出来ずにお墓参りに行けない方は、東京のお寺ではオンライン法要を行っているところもありますから、テレビ電話を使ってのお墓参りも良いかもしれませんね。

つくばは午後から35℃を超える猛暑日になりそうです。
連日高齢者の方の熱中症でのニュースが聞こえてきますが、1人だからとクーラー使わない事や設定温度を下げずにいる事が原因のひとつでもありますので、ご家族さまは気にしてあげてください。
もし肌寒い場合は設定温度を上げるのではなく、少し厚着をしてクーラーの温度は変えずにいる事が良いそうです。
また喉が渇かない状況でも水分補給を頻繁に取ることが熱中症対策にもなります。
まだまだ暑い夏は続きますので、新型コロナだけでなく熱中症にも気をつけて生活しましょう。


・新型コロナウイルス感染症の影響で葬儀形態の変化

新型コロナウイルス感染症の影響で、葬儀でも感染拡大防止に向けた取り組みがなされています。

一般的なアルコール消毒液の設置や換気、座席間隔等の対策以外で実際の葬儀では我々がどのような対策を行っているのか、一部ご紹介させていただきます。

○一般葬での変化やコロナ対策
 
 組内や町内等のご近所の方を交えての従来どおりの葬儀を行ってきた方や、仕事関係で人が集まる方の会葬者が多くなると予想される場合、一番の対策は葬儀場への会葬者の制限です。
 
 ‐‐対策一覧--
 ・広い式場を使用して椅子の間隔を広くする
 ・自宅帳場の設置(近所の方用の受付)
 ・会社等の関係者には代表者や少人数での会葬をお願いする
 ・式場内の密を避けるため、受付や開式前のご焼香のみ
 ・通夜振る舞いはお持ち帰りの弁当にする
 ・火葬待ちの忌中払い(食事)は遺族のみ

○新型コロナ対策で家族だけの葬儀へ
 
 通常は一般葬を行う所、感染防止のために一般の方の御会葬をお断りして家族葬を行う方もおられます。
 後日ご自宅にお越しになる方が多くなりますので、返礼品を多く準備しておく必要がございます。

‐‐対策一覧--
・広い式場を使用して椅子の間隔を広くする 
・受付や開式前のご焼香のみ 式場内の密を避けるため
参列をお断りする
 ・お悔やみ欄に「通夜・告別式は近親者のみで執り行います」を表記
 ・自宅での返礼品の準備

一旦、火葬や少人数でのお別れ会を行い、後日葬儀(本葬)を行う方もおります。

○後日葬儀を行うための火葬式
 親族が遠方にお住まいであったり高齢者の方が多いなど、現状のように直ぐに葬儀が出来ない場合に火葬のみを執り行い後日改めて葬儀を行う方々も増えております。

○お別れ会
 4月の記事でもご紹介させていただきましたが、家族葬式場を利用して頂き、家族親族だけで最後のひと時を過ごして頂けます。


また公営斎場でも県のコロナ対策指針にあわせて多くの感染防止対策が取られております。

・ドアの開放
・椅子の間隔を広く取る。合わせて座席の制限。
・食事はオードブル等の大皿料理は避け、お膳やお弁当などの個別包装での提供
・式場内の密を避けるために、式場入り口でのご焼香のお願い。
・式場内への親族を含む参列者・会葬者の制限

現在は上記のように葬儀の行い方が制限される事もあり思い通りの葬儀が行えない状況でもあります。
しかし故人様との最後の大切なお別れの日です。
出来る限りご要望にお答えできるよう我々葬儀社がお手伝いさせて頂きます。