メニュー

最新情報 rss


2022年04月07日

神道のご葬儀でのお参りの方法、ご存知ですか?

こんにちは
4月7日 今日のつくばは昨日に比べると少し肌寒いですが穏やかな晴れ模様。本日、明日と多くの学校が入学式です。今年は桜がまだまだ多く咲いており、皆様の良い門出になりそうですね。

今年も会社の前の桜は満開となりました。右の写真は1日のものですね。
開花が進んだのが先月の雪の次の日からで、現在は3割ぐらい緑が混じってまいりました。毎年この桜を見ると新しい年度の始まりを感じます。


さて今日のニューステーマは神道の葬儀です。

皆様が葬儀に参列される場合の多くは仏式で、式中はご焼香(お香を焚くこと)を行います。
しかし神道のご葬儀(神葬祭)の場合には作法が変わり、式中は玉串(榊)をお供える玉串奉奠を致します。
またご自宅では、お線香の変わりにお米(洗米)を使った献米を行います。

葬儀やご自宅にお伺いの際にまったく作法が分からないという事の無いよう、玉串奉奠献米についてご説明させていただきましょう。

玉串奉奠
1、一礼して斎主(神職)から玉串を受け取ります。 2、玉串は左の手のひらで葉を持ち、枝を右手で被せて持ちます。
3、八足(会場によって違いますが、お供えする台)の前に立ち神前に一礼。玉串を240度右回しで根本のほうを祭壇に向けてして八足に捧げます。
4、玉串を捧げたら、二礼二拍手一礼をします。その際、拍手は音を立てずに(しのび手と言います)行います。

献米
故人様への御挨拶の時に行う作法。
右のお皿から少しつまんで左のお皿にうつし二礼二拍手一礼をします。ご焼香と同じイメージで行っていただければ大丈夫です。
また、その時にお供えするお米を洗米といいます。洗うという文字が入っていますので水を洗って乾かしたお米を使用する習慣もありますが、弊社近辺も含め洗わずにそのまま御供えするところも御座います。
ちなみに神棚に御供えするお米についても洗米といい、同様に地域差がございます。



せっかく神道のご葬儀についてご紹介させていただきましたので、後日神道の自宅飾りや神棚飾りについて新ためて記事にさせていただこうと思いますので、更新をお待ち下さい。(月1更新)