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2022年05月07日

神道のご葬儀ー自宅飾り編ー

本日は先月に引き続き神道の葬儀に関連する自宅壇の飾り方をご紹介いたします。
また神棚や祖霊舎(仏式でのお仏壇にあたるもの)での飾り方も同様です(一部違いが御座います)

神道の葬儀後の自宅飾りの基本

神道での自宅飾りには下記のものが使用されます。
①お宮②神鏡③神具一式④真榊⑤かがり火⑥三方



①お宮
写真の物は扉が1つの一社宮。
扉が3つの三社宮もございます。    

②神鏡
お宮の中扉の前に安置します。
神道では鏡は最も重要な神具です。
 
神具一式
白皿(洗米と塩)・徳利(清酒)
水玉(お水)・榊立で一式になります。

三方や八足台に乗せて飾ります。

④真榊
向かって右側に鏡・勾玉が、
左側に剣がついたものが置かれます。
飾る時には左右の違いに注意が必要です。
⑤かがり火
左右1対に並べ蝋燭を灯します 。 
白の陶器製の物もございます。

⑥三方
画像のように神具を載せたり、
神葬祭の時には神饌物
をお供えします。
画像のものは長三方と申します。


基本のお供え

日々のお供えでは、、お塩、お水の3つを供えるのが一般的です。
御酒は毎日のお供えの必要はございません。

また、お米については洗米や生米を使うことが多いですが、ご飯でも問題ありません。

・最後に
神道に限らず葬儀の事柄は神社・神職・地方によって差異があります
今回紹介させて頂いた物事が皆様方が行っている事と違っていても
間違いとはなりませんのでご安心下さい。
来月は今回説明いたしませんでした、祖霊舎と霊璽について詳しくお話したいと思います。


つくば市の神道のご葬儀(神葬祭)はつくば市民斎場へお任せください